ワープアから抜け出すために何より大切なのはマインド

ワープアから抜け出すために何より大切なのはマインド

あなたは今、ワーキングプアに陥り、現状に不満を持っているかもしれない。

特に、東京出身者と違い後ろ盾のない地方出身者は、人生の途上で迷い、苦しむ確率が高い。

かつての私がそうだったから、あなたが今苦境に陥っているならば同情する。

公的な家賃補助を受けていた

私は昔、役所から家賃補助を受けていたことがある。

雇用保険未加入の個人事務所を辞めた後だ。

請負契約という名目で働かせながら、タイムカードを毎日定刻に打つことを義務付けられていたので偽装請負といえる。

健康保険も自腹、雇用保険も未加入。辞めた後に退職金を支払うと言いながら支払われなかった。

ボスは、嘘を言い、ときには暴力をふるって、他人を支配する人間で、彼に脅迫を受けながら逃げるに逃げられなかったのだ。

そのうえ、彼の周りには、彼を応援して仕事にありつこうとする、自称「仕事のできるフリーランス」のサポーターが彼の周りに大勢いた。裁判になったら、彼らは平気で嘘をつくのは目に見えていた。

21世紀の今の日本で、そんなことがありうるのか? とびっくりされる方もいるだろう。だが、それが現実なのだ。

戦うことをあきらめ、失業保険も受けられず、親にも頼れず困っていた時に、時代に助けられた。

当時、派遣切りが問題になっていたために、失業保険未加入だった人間に対して、役所が家賃を補助してくれる制度をはじめたのだ。

そのお陰で、どうにか死なずに済んだ。

そのときに、私はなぜこうなったのかを考えた。

同じような目にあった人は、今一度問うべきだ。
「なぜ自分はこのような境遇に陥ったのか?」
と。

価値観を変えなければ今の延長上の未来しかない

苦境をどうとらえるかで、その後の人生が変わる。

私やあなたが苦境に陥ったのは、たった一つのことが原因ではないはずだ。運命や他人からの干渉、自分自身の選択などの相互作用だろう。

ただ、いくつかの原因があったにせよ、同じような原因を抱えながら、別の人生を歩むことは可能だったはずだ。

過去は変えられない。他人も変えられない。運命も変えられない。変えられないたくさんの所与のものに囲まれていたとしても、その中で自分で選び取ってきたもののなんと多いことか。

同じような環境にいながら、自分とは違い、幸せな人生を歩む他人を容易に想像できるとしたら、苦境に陥った大きな要因は、間違った選択肢を選び続けてきた自分の価値観であり、判断力だろう。

価値観を変えなければ、これからも同じような苦境を選び取ってしまうに違いない。

逃げていい。すべてから自由になれ

価値観を変える、とは具体的にどうすることか?

自分を責めることではない。

他人や環境のせいだと、運命を呪うことでもない。

自分の間違いを自覚し、過去のしがらみから離れ、それまでと異なる方針を心に打ち立てる、ということだ。

ただ、それにはさまざまな努力が必要だ。それは今後も記事に書いていく。今日はそのうちの一つ、しがらみからの解放について書いてみたい。

瀬戸内寂聴という人物

間違ったしがらみに囚われている人は多い。

たとえば、家族という大きな軛(くびき)に縛られている人がいる。

親を養わなければならない、できの悪い弟や妹を助けなければならない、という義務を、どうしようもできない、外せない鉄の鎖のように思う人は多い。

しかし、家族を振り捨てて新天地で暮らすことは本当に出来ないのか、と自問してほしい。

瀬戸内寂聴という人物がいる。彼女は夫の教え子と不倫の末、娘と夫を捨てて不倫相手のもとに走り、数十年の修行時代を経て、ベストセラー作家になった。

その間も不倫を数多く経験しながら、今ではかつて捨てた子供とも和解をし、人々の尊敬を集める存在となった。

子供を捨てて不倫に走るようなクズ女は、私に言わせれば、最低の人間だと思う。つばを引っ掛けてやりたいほど、軽蔑している。一番イヤなタイプの女性だ。

夫や子供を捨てても尊敬される

しかしそれなのに、同時に、彼女の本を読めば、深くうなずくこともある。本を閉じて、彼女がどれほど不愉快な人物なのかを思い出すのだが、それでも、彼女の言葉には魅力ある。

私が人格ではなく、テキストベースで考えたいと思う人間だからかもしれない。人間が、自分とは無関係な加害者を憎むことが難しい存在だからかもしれない。

それにしても、彼女に捨てられた家族の気持ちを考えるとき、彼女が宗教指導者として尊敬の対象となるのは理不尽だ。しかし、残酷だがそれが現実だ。残念ながら、それが世の中であり、それが人間なのだ。

「この世界は残酷だ」と『進撃の巨人』のミカサ・アッカーマンは言った。そして「そして、とても美しい」と続けている。

あなたが家族を捨てれば、多くの人から批判を受けるだろう。猛烈な批判に心が折れそうになるだろう。しかし、数十年もたてば批判の声は、いずれ薄れる。

労働基準監督署などは役立たずだった

ブラック企業で責任ある仕事をなすりつけられ、縛りつけられて飼い殺しにされている人もいるだろう。ブラック企業のなかには、相当たちの悪いところもある。

(いま、紹介しょうと思って以前観たブラック企業が従業員を怒鳴りつけている動画を探しているが、みつからない。「ネット上に残った情報は半永久的に残る」というのは嘘だ)

私が働いていたブラック企業で、退職をしたいという人間に灰皿を投げつけたりクビをしめたりする会社もあった。悪質なところは、とことん酷い。

しかし、絶対に脱出方法がある、と知ってほしい。

逃げるための方法を見つけることは、たしかに難しい。

前述のブラック企業で働いていたときに、時間を見つけて労働基準監督署に相談したり、法テラスの弁護士に相談したことがあったが、彼らは役に立たなかった。

労働基準監督署の職員は、
「雇用契約じゃありませんし、あなたが納得して働いてきた以上、朝9時から夜23時までの仕事が状態化していると入っても、残業代が出るかどうか厳しいですよね」
と言いはなった。

法テラスの弁護士は、
「おっしゃることはわかるけれども、弁護士に依頼するにもお金がかかりますしね。仕事がキツイならば勝手に辞めたらどうですか。その経営者がいくら脅そうとも、実際は何もできませんよ」
と無責任なことを言って、お開きとなった。

だから、労働基準監督署や一般の弁護士が無能であることをよく知っている。

共産党や宗教団体だってある

しかし、後になって知ったが、たとえば東京ユニオンというところでは、労働基準監督署よりはるかに役立つ情報を教えてくれるという。

あるいは、共産党の議員に相談すると、労働問題に詳しく良心的な弁護士を紹介してくれるという。もしかしたら、彼らに頼めば、あの時のような苦境には陥らなかったかも知れない。

または宗教団体に逃げ込むという方法だってある。「駆け込み寺」という言葉があるように、昔から宗教団体は困った人々にとって最後の頼みの綱だった。

普段ならばあまり関わりたくない団体だが、自殺するよりもマシだ。自殺ほどバカバカしいことはない。

結論。
捨てて良い。悪評は時間が経てば消える。
逃げて良い。逃げる方法が分からなければ、最後の頼みの綱として、共産党や宗教団体を頼ったっていい。

自殺だけは避けて欲しい。

鎖を外すことをまず考える

変えられない前提などない、ということを知ることだ。

自分を縛り付けている無駄で無益な鎖を外せないか、まず考える。古い価値観を捨てる。

出典:ぱくたそ

自分の人生をあきらめるほど、自分に対して不誠実なことはない。あなたには幸せになる権利がある。

そして、自分の人生を変えるために役立つ情報を手に入れる努力を怠らないこと。たった1つの新情報で、状況が劇的に変わることは多い。

苦況から絶対に脱出してやろう、そのためには何でもしてやる、という攻めのマインドが、最後にあなたを救う。

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